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「ゴルフ初心者の上達方法(グリップとスイング)」

「ゴルフ初心者の上達方法(グリップとスイング)」

ゴルフの上達を目指すならば、ゴルフクラブのスイング(打ち方)の基本をマスターすることです。
正しいスイングは、ゴルフクラブをコントロールしやすくなり、自身がイメージした場所にボールを運べるようになります。
正しいスイングは、クラブの握り方(グリップ)とアドレス(打つための構え方)から生まれます。
グリップをきちんとすることで、正しいスイングを作ることができますので、クラブのコントロールはゴルフをするうえで重要なポイントとなります。
しっかりとしたグリップ、正しいアドレスできちんとしたスイングを行い、ボールを打ちたい方向に打つ、この三位一体はゴルフを楽しむうえで欠かすことのできない要素です。

■グリップの基本

右利きの方のグリップの握り方は、左手でスクウェアグリップ、右手をオーバーラッピンググリップにすることで、飛距離と方向性のバランスが確保できますのでこれが基本形スタイルとなります。

◇左手(スクエアグリップ)

スクエアグリップは、クラブを小指から順に薬指、中指で握り、親指はグリップの中心よりやや右側に置き、クラブを挟むように人差し指で握ります。
挟み方は、両指で摘むような感じで軽く力を入れ、小指・薬指・中指の3本でクラブをしっかり握ってください。

◇右手(オーバーラッピンググリップ)

オーバーラッピンググリップは、右腕の力を抜いてクラブの横に添えていき、右手の小指を左手の人差し指と中指の間にかぶせるように乗せて、そのまま薬指と中指と人差し指と順にクラブを握り、最後に親指をクラブの延長線上に平行になるように置き、人差し指と一緒に少し力を入れて握ります。

■アドレスの基本

アドレスとは、狙った場所に打つための正しい構え方をすることです。
ポイントは、両足を適切な幅(スタンス)で広げ、前傾角度(およそ30度)をつくって立ち位置を決めましょう。
体が固い方は、スタンスを狭くすると腰の回りが良くなり、広くすると重心が下がることでスイングを早くすることが可能です。
体の軸は、平地の場合は地面に対して垂直に立ち、足裏の親指下のふくらんだ部分に体重をかけるようにイメージして作りましょう。
前傾角度は、およそ30度を目安にしますが、前傾を深くするとボールはフックしやすくなり地面をたたくような「ダフる」というスイングになってしまいます。
逆に、前傾を抑え立ち気味でスイングすると、ボールはスライスしやすくなりボールの上部分をたたくようなトップとなります。

■スイングの重要性

正しいアドレスを行い正しいグリップが出来ていても、スイングが正しく行わなければボールをコントロールすることができません。
最終的に、ボールが飛ぶ距離や方向性を決めるのは、スイングしてクラブフェースがボールにどれくらいのスピードで、きちんとフェースに当たっていくかです。
クラブがボールに当たる瞬間をインパクトと言いますが、そのインパクトを思うように安定させるのがスイングの良し悪しなのです。

◇腕の三角形を崩さずスイングする

クラブを持ちスタンスをとりボールに向かうと、クラブを持つ両手と両肩が三角形を作ります。
スイングは、この三角形をキープしたまま上半身を右後方に捻り、バックスイングしてボールにインパクトと与えフォロースイングをしていきます。
この間、三角形を維持することができていれば、ほぼ思うようなスイングができたことになります。
つまり、腕とクラブの三角形を維持することが、体の回転と腕の振り方向を一定にさせますので、クラブフェースの面がアドレスした時と同じようにボールに垂直に向いているため、ボールは思う方向にまっすぐ飛んでいくわけです。

◇素晴らしいインパクトのためのスイングの流れ


ボールを打つためには、まずバックスイングをしていきますが、ここで注意したいのは右脇が開かないようにしっかり締めた状態を維持して、左腕はヒジを曲げずに腕を上げて左肩がアゴの下に入るように構えることです。
この時、クラブを振り上げる限界の位置をトップと呼びます。
この時点で、重心は右足に移動していますが、クラブを振り下ろすタイミングから左足へと重心をゆっくり移動しボールをインパクトし、フォロースルーに入るタイミングで重心は左足へと移動していきます。
フォロースルーが振り切った時点をフィニッシュと呼び、腕の三角形はフォロースルー時も崩さずにフィニッシュへとアクションしていきます。
そして、バックスイングとは逆に右腕を真っ直ぐ伸ばし、左脇は開かないように左ヒジをたたんでフィニッシュします。
フィニッシュした時に、右肩の位置がボールを飛ばす方向を向いているとナイスショットとなるでしょう。

■まとめ
アドレス、グリップ、スイングを正しく行うのはゴルフの基本です。
ゴルフのプレーは、この3つの基本型で成り立っており、これをもとにティショット、セカンドショット、アプローチと進め、パターでカップインとなります。何事もそうですが、基本をきちんと習得することは上達への近道となりますので、この基本を忘れずにゴルフを楽しんでくださいみましょう。

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