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「オーディオを趣味として始めるには」

「オーディオを趣味として始めるには」

オーディオとは、「音楽を聴くための装置」を意味しますが、オーディオを趣味として始めるにあたり、そのきっかけは自分が好きな音楽を良い音で聴いてみたいという欲求から始まることがあります。
そしてオーディオを趣味として、自分の満足のいく音を追及し続けることは、音を通じて人生の楽しみや喜びを感じるということではないでしょうか。
また、オーディオの趣味は、同じ音楽でもスピーカーを変えただけで、音が変わり新しい音の発見をすることに気がつくことです。
本格的にアンプ、レコードCDのプレーヤーなども高品質の装置にチェンジすると、今まで聞いてきた音とは、全く別次元の音楽に出会えることもあるか思いますので、今回は「趣味のオーディオ」の魅力をご紹介していきます。

■オーディオの楽しみ方って?

オーディオには、音楽を聴くことの楽しみ、オーディオ機器によって音の違いに気がつく楽しみ、そして機器の品質やメカニズムを楽しむという3段階の楽しみ方があります。
この3つの楽しみ方の中でも、「音の違い」を体感することが、まさにオーディオ趣味の醍醐味でしょう。
気分をなごませ、喜びを広げ、悲しみを癒やし、ときに励ましてくれるうまり、お気に入りの曲も、様々なオーディオ機器で聴き比べる、いつも聴いている機器での再生音と違い、この曲にはこうしたサウンドも散りばめられていたのかという「音の発見」を楽しめるのです。
これは、特に高価なオーディオ機器だからという発見できるというわけではなく、プレーヤー、アンプ、スピーカーのそれぞれの特性と機器それぞれを構成している一つ一つのパーツにも特徴があり、それらが自らの特性を活かしミックスさせた結果、オーディオサウンドを創り上げているからなのです。

■オーディオ選びのポイント

こうした音の発見を感じるオーディオを趣味として始めるには、システム一式(プレーヤー、アンプ、スピーカー)の機器を購入します。
費用的には、システム一式で10万円前後から始められることをおすすめします。
機器を揃えるときの選択ポイントは、スピーカーの品質を重視することをおすすめします。
その理由は、オーディオは、プレーヤーである音源機器からの電気信号を増幅するアンプへと信号が流れ、実際に音を出力しているのがスピーカーだからです。
ちなみに、高級スピーカーとして有名な「JBL」でも、2ウェイスピーカーがペアで4~5万円、3ウェイでも6万円前後という価格で購入できる機種もあります。
スピーカーを選ぶ際には、お聴きになる音楽のカテゴリーがクラシック、ポップス、ジャズのどれが主流なのかで、その音楽のサウンドを忠実に再生できる特徴を持ったスピーカーを選ばれるようにしてみましょう。
また、プレーヤー、アンプ、スピーカーの3つの機器をそろえる場合も、手軽に購入できるのが「セットコンポ」ですが、この3つの機器を自分の好みで自在に組み合わせて、自分にとっての最高の音を見つけていくのもオーディオ趣味の醍醐味となります。

■オーディオのサウンドを極めるには、何が必要か?

オーディオのシステムを揃えたら、次は音響空間である部屋の整理整頓を行ってください。
その理由は、部屋の床に物が置いてあったり、壁に物が飾ったりしてあると、スピーカーから出た音の一部がそれらに吸収されたり、反響したりしてしまい本来の音源から出力した音が忠実に再現できないからです。
また、音を発するスピーカーを鳴らしますと、スピーカーのボックスが振動することで床や台の上に直置きしますと床鳴りが起きてしまいます。
すなわち、スピーカーを床や台の上に直に置いてしまうと、その材質によって音質が変化してしまうというわけです。
特にカーペットは、音を吸収しやすく音源の低音をかなり吸収してしまいます。
そうした状況を解決するのがインシュレーターという器具で、これをスピーカーと床の間に挟み、音を発するスピーカーの振動を設置する床面に伝わりにくくしていきます。
また、プレーヤーやアンプも微動でありますが振動していますので、その振動がスピーカーに伝わって音がくぐもらないように、プレーヤーやアンプの設置部分にもインシュレーターを活用されることをおすすめします。

■まとめ
オーディオ機器は、良い音を楽しむためにと考え、オーディオ機器にこだわり出すとその出費もキリがありません。
部屋の片付けや掃除、インシュレーターの利用、設置端子のノイズ除去やノイズレスのケーブル交換といった工夫でも音質の向上を得ることはできます。
心を癒し、豊かにしてくれる素敵な存在である音楽を、上質なサウンドで聴くことができるのがオーディオの魅力です。
お気に入りの空間で、自分自身の大好きな音楽を聴きながら過ごす時間は、何事にも代えられない楽しみであり、オーディオを楽しむことにつながっていくこととでしょう。

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