「ベースギターを始めるなら『エレキベース入門』」

「ベースギターを始めるなら『エレキベース入門』」

ベースギターは地味な楽器だと思われがちですが、実はバンドサウンドの土台のような存在の楽器です。
ベースギターは、奏法次第では結構目立つ派手な楽器にも早変わりしますが、ドラムと共にバンドのサウンドの要として隠れた主役的役割を担っています。
目立つポジションではないものの、バンドのリズムを際立てるその存在感が気に入って、ベースを始める人も多いそうです。
今回は、ベースギターを弾いてみたいと思われる方に、始めるために知っておい欲しい基本的なことや上達する練習法をご紹介していきます。

■エレキベースの種類

エレキベースの代表的なものは、レオ・フェンダーが開発したプレシジョンベースとジャズベースの2種類です。

◇プレジションベース

プレシジョンベースは、1951年に生まれた世界初のエレキベースで、ネックにフレットを打つことで正確(プレシジョン)な音階を奏でるという意味から名づけられたそうです。
開発当時は、現在のフォルムと違っていましたが、1957年以降に現在とほぼ同じデザインへと変化しました。
ピックアップは、ジャズベースより小さめサイズが2つ付いていますが、直列で繋がれていることから2つで1つとして扱われています。
つまり、ピックアップは1本、ボリュームとトーンが1つずつというシンプルな造りになっています。
サウンドの特徴は、どっしりとした中低音で骨太なゴリゴリとしたサウンドで、ピックを使い強めに弾くとその傾向がより増します。
ネックは太めになっており、その分太めな音がでますのでロックやメタル系のサウンドに向いていると言えるでしょう。

◇ジャズベース

1960年に誕生したジャズベースは、2本のシングルコイルのピックアップが採用されており、1本は硬い音、もう1本は柔らかい音を出す役割を持っています。
すなわち2種類の音をミックスすることができることから、繊細な音からゴツゴツの骨太な音までいろいろなサウンドの演奏が可能なベースギターです。
プレジションベースに比べ、ネックが細いので握りやすく演奏もしやすいようです。

■ベース演奏するにあたって

ベースネックの握り方によって、ネックを握る指の動きも違いネックの握り方次第でサウンド変わります。
代表的な握り方は、ロックスタイルとクラシックスタイルの2つがありますのでご紹介していきます。

◇ロックスタイル

ベースのネックを手のひらで握り込むようにするのが「ロックスタイル」です。
ネックを握る親指は、ネックの一番上にある4弦の上のあたりに置くことで、安定して弦を押さえることができます。
どっしりとした骨太なサウンドを奏でるにマッチしたスタイルです。

◇クラシックスタイル

一般的なベースの握り方の「クラシックスタイル」は、ネックの裏側に親指を添えて人差し指から小指までの指を、ネックのフレットを動きやすくするように握ります。
この握り方なら、早いフレーズでも指が動きやすく、細かいメロディまで奏でることが可能です。

■ベースの弾き方

ベースには、弦を指で弾く奏法とピックで弾く奏法の2種類があり、演奏曲によって使い分ける傾向にありますので、どちらの弾き方もマスターしておくことをおすすめします。

◇多彩なサウンドを奏でる指弾き

指弾きの基本は、人差し指と中指を交互に使うツーフィンガー奏法で、指の腹を使って弾きますが自分の指で弾くため音の立ち上がりも柔らかく、強弱もつけやすいことから細かい音の表現が可能です。
指弾きするときの親指の位置は、ピックアップの上、弦の上、フィンガーレストの3箇所のどこかに置くのが基本スタイルです。

◇硬くメリハリの効いたピック弾き

ピック弾きは、人差し指と親指でピックを挟み、指から5ミリから1センチほど出して弦をアタックして音を出しますが、指を動かすというより手首ごとアタックするイメージで弾きます。
ピックで弦を弾きますので、音の立ち上がりがハッキリした歯切れが良い硬いサウンドを出せる奏法です。

■まとめ(ベースギター上達に向けて)
ベースは独学で、上達できる楽器のひとつですが、リズムを意識した練習を常にしていきましょう。
なせなら、上手なベーシストとは基本的にリズムが安定しており、バンドのリズムの要としてバンドのサウンドを支えているからです。
リズム感が悪ければ、バンドのサウンドはノリの悪いものになってしまいますので、日頃の練習にもリズムを習得することを意識した練習が重要となります。
それには、メトロノームを使ってリズムキープを意識し、リズムトレーニングを欠かさずに取り入れていきます。
ピッキングする手は、長時間の演奏や速いピッキングなどにも耐えるために、コードのルートだけを弾く「ルート弾き」を練習に取り入れ、リズムの安定感をマスターしていきましょう。
また、ネックを握る手や弦を押さえる指がスムーズに動くように、手はネック移動、指はフレット移動をスムーズ行えるように練習をしましょう。
日々練習を積み上げ、しっかりとした生きのいいリズムサウンドを創り上げ、目指すは名ベーシストにチャレンジしてみましょう。

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