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「初めての山登り(登山)の楽しみ方」

「初めての山登り(登山)の楽しみ方」

楽しみながら、体力増強も可能なアウトドアアクティビティといえば、ハイキングやトレッキングなどの山歩き、いわゆる登山です。
山道の風景を愛でながら、低山から連峰と呼ばれるような山脈を歩くのは楽しいものです。
山歩きと言っても、ハイキングやトレッキングは経験あるけど、登山は初心者という方の中には「山に登るための必要な装備とは」、「いくつも頂上へ行くルートがあるけど、どこを歩けばいいだろうか」、「あまり、体力に自信がないけど、登るコツはあるだろうか」など、疑問や不安を抱えてしまう方もいるかと思います。
そこで今回は、登山経験が少ない人でも楽しめる、山歩きの楽しみ方をご紹介していきます。

■そもそも山を歩く「登山」って何

近年のレジャーは、アウトドアブームの流行もあり、気軽に山を楽しむ人も増えました。
実際、山歩きは「ハイキング」「トレッキング」「登山」のカテゴリーに分かれており、それぞれに歩くことの目的と方法が違います。
自然の景色の中、低山の坂道が少ない平坦なルートが多い山野を歩きくのが「ハイキング」、源流の沢登りや坂が多い山の麓を歩くのが「トレッキング」、山頂を目指してひたすら登るのが「登山」です。
山歩きの目的や方法が異なりますが、それぞれの魅力は「自然の中で、たっぷりと爽快感を味わうこと」という具合に一緒です。
生い茂る山の緑の中を登り歩く良さは、山に吹く心地よい風に当たり、風光明媚な美しい景色に出会い、心も体もリフレッシュさせてくれることなのです。
そして、山それぞれに特色があり違う魅力も存在することで、登るたびに様々な楽しみ方ができることが山歩きの最大の魅力です。
今回の山歩きは、初心者の方に山歩きの「登山」について、もう少し詳しく紹介していきます。

■登山の目的と種類

登山の目的の中には、たとえば山頂からの雄大な景色を見てみたい、山にしか咲いていない花や植物を見てみたい、絶景写真を撮影したい、下山後に秘湯の温泉で疲れを癒すのが最高など様々な楽しみがあります。
登山の計画をするときに、こうした自分なりの楽しみを見つけるためにどの山に登るかなどを計画することで、山歩きがより一層楽しいものになります。
また、登山の中には「日帰り登山」、「山小屋に宿泊する登山」、「テントを張って宿泊する登山」など、いくつかのパターンがあり目的を達成するための目的によって登山パターンも分かれてきます。
まずは自身の体力を確認するうえでも、日帰り登山から始めて山小屋宿泊を経験し、本格的なテントで宿泊する登山へとステップアップされていくことが望ましいと思います。
いきなり難しい山に挑戦をしないように、登山計画をじっくりと立てられることをおすすめします。

■登山計画のために、知っておきたい山の基礎知識

日帰り登山とは言え、登山計画は重要ですので山登りする常識として、山の基礎知識を身につけておくことは大切です。

◇山の天気は崩れやすい

山は、平地より気温が低く地形も複雑になっていますので、雲や霧が発生しやすい環境です。
つまり、朝に登るときは晴れていても頂上に到着したころには、雨雲が発生しているということもあります。
突然の雨に対応できるように、天気予報が晴れでも雨具は必ず持参しましょう。◇登山に最適な季節とは
山登りに適した季節は、目指す山によって若干違います。
つまり、東京の八王子にある低山の高尾山は、初心者でも年間を通して登山可能ですが、紅葉が見られる山として有名なことから、秋の登山がおすすめと言われています。

◇登頂する山の標高を確認

標高が100メートル高くなるごとに、気温は0.6度ずつ低くなると言われていますが、突然の雨や突風などで一気に気温が下がることがありますので、低山だからと安心せずに登山時には防寒着などの備えを忘れないようにしましょう。

◇夕方前に山は暗くなる

ハイキング、トレッキング経験者の方ならご存知と思いますが、山のほとんどは森林に囲まれていることから、平地より太陽光が遮られており思っている以上に暗くなるのが早いです。
暗くなれば、登山道が見えにくく迷子になる可能性も出てきますので、日没2時間前までに下山が終了できるように、山下りのスタート時間を決めましょう。
天候悪化などで山中が暗くなるという万が一のことを考えて、登山時にはヘッドライトを持参されることをおすすめします。

■まとめ
登山とは、頂上を制覇したいという想いを目的にしてしまいがちですが、登山本来の楽しみは、山頂を極めるだけではなく山頂までのさまざまな道のりで出会う風景や出来事にもあります。
また登山は、突然アクシデントに見舞われることもないとは言えませんから、その時は危険な目に遭わないように、状況次第で頂上に行き着く前でも勇気ある下山を心がけてください。
山はどこにも行きませんので、再度、計画を練り直し楽しみながら、登山をされることをおすすめします。

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