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ギターを始めるなら①「エレキギター編

ギターを始めるなら①「エレキギター編」

音楽ジャンルを問わずミュージシャンはカッコいい存在ですし、特にロックのギタリストとなると、ステージでも目立つ存在ですから憧れてしまうのではないでしょうか。
そして、憧れのミュージシャンのようにギター弾いてみたいという気持ちから、ギターを始めてみる方も多いことと思います。
ギターといっても、アコースティックにエレキ、他にもいくつか種類がありますが、それぞれに演奏スタイルがあり、演奏するジャンルによってギターの選び方も決まってきます。
そこで今回は、ギターを始める前に押さえておきたい基礎知識としてエレキギターを取り上げて入門的情報をご紹介していきます。

■エレキギターとは

ギターには大きく分けてアコースティックとエレキがあり、音を出すための音源に違いがあります。
アコースティックは、弦を弾きならしそのボディで音を共鳴し、エレキは弦の振動をピックアップという弦の振動を電気信号に変える装置(磁石の棒にエナメル線を巻き付けたもの)で、電気信号に変換したものをアンプで増幅して音を鳴らします。
そして、演奏する音楽ジャンルによって、エレキギターのカテゴリーがあります。
いわゆるエレキギターの定番と言われるのが、ボディに空洞がない「ソリッドボディ構造」のギターです。
代表的なタイプがテレキャスター、ストラトキャスターというモデル、そしてレスポール、SGタイプといったモデルです。
ギターのボディ部分の内部が空洞になっているものがフルアコースティック、センターブロックの左右だけが空洞になっているのがセミアコースティックと呼んでいます。
ソリッドタイプは主にロック系、フルアコ・セミアコはジャズ系の音楽に多く用いられています。

■ギターを始めるにあたり必要なもの

ギターを始めるには当たり前ですが、まずギターが必要です。
ギターのクォリティを考え、価格は最低でも2万円前後のものを購入されることをおすすめします。
ギター以外に必要なツールを見ていきますと、弦の音程を調整するための「チューナー(1,000円~2,000円程度)、弦を弾くための「ピック(100円~500円程度)」、ギターの練習を毎日するなら、ケースにしまうより立てかけておいた方が便利なため「ギタースタンド(1,000円~2,000円程度)」。
次にギターをステージで立って弾くための必需品「ストラップ(1,000円~2,000円程度))、そしてエレキギターのサウンドを出力するための「アンプ(練習用なら5,000円~10,000円程度)」、アンプは音のボリュームを気にせずに練習するために、ヘッドフォンをつなぐことができるタイプの購入をおすすめします。
アンプとギターをつなぐための「コード(シールド1,000円~2,000円程度)」にギターをきれいに保つための「メンテナンスグッズ(1,000円~2,000円程度)」を買い揃えておきましょう。
楽器店によっては、ギターを始める方向けに最低限必要なツール(ギター・アンプ・シールド・ストラップ)などをセット販売している場合もあり、価格も比較的安く設定されていますので検討してみるのもおすすめです。

■ギターを購入するときに知っておきたいこと

まずは、ギター購入時に実際買い求めたタイプのギターに触ってみることが重要です。
その理由は、ギターそれぞれ多少の個体差があるため、通販サイトの写真を見てお気に入りのデザインを探したり、スペックを読み込んで選んだりすると失敗する恐れがあるからです。
実際に触ってみると、ギター自体の重さやネックの幅や手のひらへのフィット感を確かめられますので、自分に見合う1本のギターを探せるというわけです。
例えば、レスポールタイプですと見た目以上にギター本体(4キロ弱)の重量感があり、いざ弾いてみようとしたときに、その重さから演奏しにくいと感じることもあります。
ちなみにストラトキャスタータイプは、平均3キロ弱の重量でレスポールより取り回しは楽です。
ギターの重さの確認と、自身の手と体にフィットする1本を見つけるには、楽器店に行き実際にギターを手に取り試奏してみるのが一番良い方法です。
ギターを上手に弾けなくても音を出すことはできますので、押さえやすいC、G、Dm、Emなどの押さえやすい簡単なコードでギター弾いてみて、確認されてみてはいかがでしょうか。
座って弾いてもいいのですが、できればストラップをギターに装着して演奏したとき自分の肩にかかる重量感やネックを持ったときの手の位置や感覚を確認されること重要です。

■まとめ
エレキギターを購入するときは、まず自分が演奏してみたい音楽ジャンルを把握し、それに見合うタイプのギターを、楽器店の店員さんにアドバイスを貰いながら選んでいくことをおすすめします。
ギター選びで大切な要素は、持ちやすくて弾きやすいこと、好きな色や見た目も重視し、実際に弾けなくても触って簡単なコードを押さえて音を出してみることです。
楽器店もビジネスですから、高価なものをすすめることもあるかと思いますが、2万円台の予算であることを、最初に店員さんに告げてからギター選びをすると無駄なくお気に入りの1本を探し出せると思います。

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